平成17年度 土地活用モデル大賞の概要公表
1. 開催の目的と募集対象の要件
全国的に多くの低・未利用地が発生しており、その解決が必要とされています。
(財)都市みらい推進機構は優れた土地活用を全国的に紹介し、その普及を図ることを目的とし、
すでに低・未利用地の活用がなされた、土地活用の模範的事例、いわば「成功モデル」に着目した事例を募集し、
優れた事例について「土地活用モデル大賞」をはじめとする表彰を行うこととしました。
対象とする土地活用事例は、従前において低・未利用地であったものを新たな機能導入などにより活性化させ、
多くの利用者を惹きつけて周辺地区の活性化にも寄与しているものとしました。
2. 審査対象と応募者資格
審査の対象は「低・未利用地が有効活用された土地活用プロジェクト」とし、応募者は土地活用 に携わった事業者(法人(法人内のチームを含む)、NPO、任意団体(TMOなど)、個人、地方公共団体)としました。
3. 応募プロジェクト数
平成17年6月〜8月に募集を呼びかけ、24プロジェクトの応募がありました。
4. 審査
(1)審査委員会メンバー
委員長 | 黒川 洸 | (財)計量計画研究所理事長、東京工業大学名誉教授 |
委 員 | 岸井 隆幸 | 日本大学教授 |
小蜿t一郎 | 獨協大学教授 | |
飯田 英明 | (財)不動産研究所理事 | |
川口 有一郎 | 早稲田大学教授 | |
根本 祐二 | 日本政策投資銀行地域企画部長 | |
半田 真理子 | (財)都市緑化技術開発機構研究所長 | |
島村 美由紀 | (株)ラスアソシエイツ代表取締役 | |
大坂 正 | 国土交通省土地情報課長 |
(2)審査基準
審査に当たっては、下記の3点を審査基準としました。
・「先導性(周辺への触発効果や他のプロジェクトに対する影響(インパクト)など)」
・「独創性(手法や仕組みの新しさ)」
・「汎用性(他地域での応用のしやすさ)」。
(3)審査の過程
[1] 1次審査
・最終審査の対象となるプロジェクトとして下記の12点を選定しました。
・もんぜんぷら座活用事業
・ガーデンふ頭東地区再開発事業「名古屋港イタリア村」
・金山北地区開発プロジェクト
・香蘭地区のまちづくり
・りぼんシティオ那珂川
・「鎌ヶ谷駅東口駅前プロジェクト」 〜駅広・民地の一体的整備と官民協働一元管理をめざして〜
・道場八多地区での大規模街区の有効な土地利用
・放出下水処理場 上部利用施設整備事業
・世田谷ものづくり学校
・福井まちなか文化施設(響のホール)整備事業
・梅田2丁目地区のまちづくり (ハービスENT、ヒルトンプラザ ウエスト)
・鋸屋根工場の保全活用「無鄰館」
[2] ホームページでの1次審査結果の公開
当財団ホームページに1次審査結果を公表ました。(プロジェクトの名称のみ)。
同時に上記プロジェクトについて、プロジェクト関係者として申請したい者を追加募集しました。
「鎌ヶ谷駅前プロジェクト」について、鎌ヶ谷市長からプロジェクト関係者の追加申請があり、
応募者に問い合わせた結果、プロジェクト関係者として認められました。
[3] 現地調査
審査委員がプロジェクト周辺地区を訪問し、周辺地区の状況、施設の運営状況等を確認し、
現地調査後応募者にヒアリングを実施しました。
[4] 最終審査
1次審査結果および現地調査報告が総合的に判断され、各賞が選定されました。
5. プロジェクトの公表と表彰式
(1)プロジェクトの公表
○平成17年10月27日ごろ(予定)
・プロジェクト概要説明書をホームページで公表
・国交省土地活用バンクホームページに掲載
(2)表彰式
○平成17年10月27日
・東海大学校友会館(霞ヶ関ビル33階)
6. 平成18年度土地活用モデル大賞の予定
○平成18年4月下旬〜5月中旬(予定)
・第1回審査委員会開催、募集開始
※募集に関する資料は(財)都市みらい推進機構ホームページで公表します。
(URL:http://www.toshimirai.or.jp/)
○平成18年10月下旬(予定)
・表彰式開催
【お問い合わせ先(事務局)】
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財団法人 都市みらい推進機構内 土地活用モデル大賞事務局
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