記念講演会
- 記念講演会 17時00分〜18時15分
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「東京2020大会における交通と輸送 〜 史上最も厳しい条件でのオペレーション 〜」
講 師:公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
輸送局長 神田 昌幸 氏
●講演内容新型コロナウィルス感染症の世界的蔓延のため大会史上初めて延期された東京2020大会は、今夏、コロナ禍が未だ収束しない中、多くの会場で無観客となりながらも、スケジュール通り開催、全てのメダルをアスリートに授与することが出来た。もとより交通・輸送と暑さ対策が2大課題とされていた本大会であったが、それらを上回る感染症対策という難題が突き付けられる中での、厳しい条件下での開催であった。 講演では、可能な範囲で大会延期とその対応について報告するとともに、大会の輸送とそれを支えた大規模で斬新な交通マネジメントについて、その検討経緯を含め報告する。
特に、交通需要マネジメント、交通システムマネジメントに加え、本邦初の首都高速道路における大規模な料金施策の検討経緯、実施内容等について詳述する。●講師略歴神田昌幸 Masayuki Kanda
(公益財団法人)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 輸送局長
1959年京都市 生まれ
1986年京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修了、同年建設省入省。
2016年7月より組織委員会局長国土交通省東北地方整備局酒田工事事務所長、都市・地域整備局都市計画課企画専門官、倉敷市助役、 都市局街路事業調整官、まちづくり推進課室長、富山市副市長、都市局街路交通施設課長、国土交通大学校副校長等を歴任
コンパクトシティ政策、LRT 等公共交通支援、健康まちづくり、景観施策等を 推進
鰍ワちづくりとやま代表取締役社長、富山ライトレール兜寰ミ長、筑波大学客員教授、京都大学非常勤講師、 東京工業大学非常勤講師等を歴任
筑波大学コンパクトシティリサーチユニットメンバー、 公財 全日本スキー連盟理事主な仕事
景観法の制定、LRT (次世代型路面電車)支援制度の創設、健康・医療・福祉と連携する都市政策の推進、 パブリックインボルブメントの推進。富山駅 周辺整備事業( 2017年 グッドデザイン賞 受賞) 等