テーマ
- デジタル社会に向けたポストコロナの持続可能な地域づくり、まちづくり
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発生から2 年以上続く新型コロナウィルス感染症の災禍は、国民生活はもとより、社会・経済の全領域に大きな影響を及ぼしています。
ソーシャルディスタンスの保持やステイホームを促進するリモートワークが推奨され、宅配サービス、インターネットを用いたオンライン会議が多用されるニューノーマルの形成にはデジタル技術が寄与しています。
政府のデジタル社会形成基本法の制定をはじめ、IoT、AI、5G などの新技術を活用したDX が進められています。
また、一部では地方回帰の兆しやワーケーションという新たな生活スタイルもみられます。
一方でコロナ以前からの地球的課題である脱炭素、エネルギー問題等の持続可能性の追求は、SDGs という共有目標に集約されその対処が求められています。
地域づくり、まちづくり分野では、スマートシティへの取り組みや3D 都市モデルなどが、デジタル技術を駆使した施策として注目され、また持続可能性追及の一環としてグリーンインフラ等の環境問題への対応がなされています。
このような認識から第34 回技術研究発表会は『デジタル社会に向けたポストコロナの持続可能な地域づくり、まちづくり』をテーマとして開催いたします。
また、政府のデジタル田園都市国家構想にあるような地域の課題解決におけるデジタル技術の応用やウォーカブルでコンパクトなまちづくりなど、多様な住まい方・働き方について考えるコロナ後の「健やかで持続可能な地域づくり、まちづくりを支える技術」をテーマにした共通セッションを併せて開催いたします。